池田啓二氏(愛媛県鍼灸師会名誉会長・旭日双光章受勲・厚生大臣賞受賞)の次女と結婚後、家内とともに池田流の正統後継者として修行に入る。
偉大な師匠の指導の下、患者さんに駄目だしされる修行の日々。この間の給料は5万円。また修行中に長男が生まれ、紙おむつが高いので布おむつに挑戦。修行と洗濯の日々がしばらく続く。
師匠から治療を全面的に任され、去って行った患者さんも戻ってきて「先生、すごく上手くなったね」の言葉をいただいたが、まだ自信が持てず、さらに1年間の修行。
師匠の「すでに独立できる技術は体得しているはずだから、
いいかげん独立しなさい」との一言で独立。