鍼灸治療の後は、まれに好転反応と言われる体の調整機能が働きます。
東洋医学的には〈瞑眩=めんけん〉と呼び、病が治癒する過程で、一時的に気分が悪くなったり疲れたりする現象の事を言います。鍼や灸に対する感受性が強い方に時々起こります。
基本的に瞑眩反応が起こるのは良い事で、治療効果の指標として重要視される反応です。
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好転反応について
主な好転反応
弛緩反応
だるい、眠いなどの倦怠感
過敏反応
腫れ、痛み、発疹、吹き出物
排泄・解毒反応
便秘、下痢、発汗、目やに、尿の色の変化
回復反応
発熱、痛み、吐き気、腹痛
これらは慢性疾患が自然治癒力によって健康を取り戻す過程に見られる、 転調作用と考えられております。
多くの場合は施術の翌日から2~3日間ですが、長ければ2週間位続く場合もありますし、 ほとんどの方は全くでません。
いずれにせよ一時的なものですので心配はございません。体が順応するにつれて自然と治まりますが、 その強弱は病状の深さと関係します。
安全宣言
鍼について
最高級のディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用
当院で使用する鍼は全て滅菌済みの使い捨て鍼です。鍼は安全基準を満たしており、折れる心配はありません。
鍼治療が怖いと感じる人の多くは子供の時に指や手を、縫い針、虫ピン、草木の棘、蜂の毒針などに刺された痛さの記憶やお医者さんで注射を打たれたことがトラウマとして残っているためではないでしょうか。
現在日本で多く使われている治療用の鍼は霞ハリ(0番鍼)と 言われる直径0.14mmから、1番鍼;0.16mm、2番鍼;0.18mm、3番鍼;0.20mm程度の太さで、一番細い注射針の中に挿入できるほどの細さを持っています。その針先は滑らかな曲線をもってシャープに作られています。
注射針が円柱を斜めに切り落とした刃で皮膚を切って挿入されるのと違い、鍼はいわゆる刺入される形になります。
刺入する時は鍼管という管をガイドにして刺入位置を決め、指先で鍼柄の頭をすばやく叩いて高速で鍼を刺す「弾入」というテクニックを用いることで、いわゆる刺される時の痛みはほとんど感じません。