お灸について2
前回は直接皮膚にすえるお灸を紹介しましたが、今回は「隔物灸」と呼ばれる、皮膚とお灸の間に物をはさむお灸の方法を記載します。
それぞれの薬効成分が浸透し、痕にならないお灸です。
・生姜灸
生姜の根を3~5㎜の厚さに輪切りする。
上に乗せるもぐさは生姜からはみ出さない大きさで、温灸用を使用する。
施灸部が赤くなってくれば終了する(2~3壮程度)。
生姜は水分の温度がかなり上昇しているので、別の個所に灸をする場合は毎回取り換える。
・ニンニク灸
市販のニンニクの鱗茎の大きいものを用意し、外皮と膜をはがして小鱗茎にする。
小鱗茎を3~5㎜程度に輪切りする。
その他は生姜灸と同じ。
・味噌灸
市販の味噌を用意し、直系2~3㎜、厚さ5~7㎜の円形に形を整える。
その他は生姜灸と同じ。
・塩灸
施灸部位は臍(へそ)で、介在物として塩を用いる。
塩を臍に盛り上げるように埋め、上面を平らにして温灸用もぐさを置き、点火する。
腹痛、下痢、慢性腸炎、四肢の冷えなどの際に用いる。
2008/09/24 | 未分類
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