長寿のツボ
今回、長寿のツボとして紹介するのは「足三里」という足にあるツボです。
足三里の場所自体はインターネットで検索すれば図付きで出てくると思います。
足三里は前回お話した合谷とともに最もポピュラーなツボのひとつです。
合谷と同じように、様々な疾患に効果があります。
有名なものには胃腸を丈夫にする効果がありますが、鍼の深さを変えると五十肩に効果があるなど、効能は多岐にわたります。
今回の長寿の効果については、足三里にお灸をするというものです。
もともと足三里のお灸は、弘法大師が発案した「九曜の灸」というものの中にありました。
足の疲れを取り、再び三里歩けるほど元気になるという意味で、足三里と名付けられました。
現在でも四国八十八か所を巡るお遍路さんに、各地で「お接待の灸」ということで行われています。
この足三里へのお灸を毎日3壮~7壮行うことにより、長寿になるといわれています。
足の血行を良くすることにより、血行障害による病、たとえば心臓病や動脈硬化や糖尿病などに効果を発揮します。
また、白血球数が増え、免疫が上がります。
そして胃腸を丈夫にし、何でも良く食べられます。
さらには足三里の本来の効用である、足腰を丈夫にするという効果により、寝たきりを防ぐというものです。
一日に多数のお灸をすえるのではなく、毎日続ける事が大切です。
2008/10/09 | 未分類
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