湿布の効能について
湿布の一番の効能は痛みが誤魔化せるという事です。
誤魔化すというのがポイントで、治るというのではありません。
痛みを感じる神経がある所には、同時に「何かがさわった」という触覚を伝達する神経も存在しています。
この触覚を伝達する神経は痛覚を伝達する神経よりも優先的に脳に感覚を伝達します。
これは触覚を伝達する神経の方が太い為です。神経の伝達速度はその太さに比例します。
そして優先された感覚は、後発の感覚をかき消してしまいます。
つまり何かが触れていれば、たとえば怪我の場所に手を当てていても痛みがやわらぐのはそのためです。
そこから「手当て」という言葉が生まれました。
湿布には様々な成分が含まれていますが、痛みを和らげる効果はこの「手当て」的な効果が大きいように思われます。
放っておいても治る様な怪我(軽い打撲など)には湿布は有効ですが、五十肩の様なものには意味はありませんし、逆効果の場合もあります。
2008/10/15 | 未分類
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