過敏性大腸炎の治療ツボ
今回は過敏性大腸炎の治療について記載します。
ストレス社会である現代では、過敏性大腸炎は3人に1人の割合でかかっていると言われています。
過敏性大腸炎はとくに腸に問題があるとか、菌やウイルスがいるというのではありません。
過度の緊張に対して、腸が反応する生理的な現象です。
男性では下痢を、女性では便秘を起こしやすいデータがあります。
これは腸の太さ(男性は太く女性は細い)に関係していると言われています。
チューブの中に異物があり、それを取り除こうとしたら、太いチューブでは振れば異物は移動して出てきますが、細いチューブでは詰まってしまうのと同じです。
鍼灸院での治療には、緊張を取り除くために肺経(はいけい)と呼ばれるツボのグループを治療します。
そしてお腹の周りや骨盤にあるツボを刺激し、副交感神経と呼ばれる体をリラックスさせる神経の効果を高めます。
ご家庭で簡単に行う方法としては「内関(ないかん)穴」と呼ばれるツボを使用します。
手のひら側で、手くびから肘に向かって手の親指の幅で二本分の位置にあります。
親指で気持ちいい強さで3分くらい刺激します。暇があれば刺激するように心がけましょう。
このツボは車酔いの特効ツボとしても知られています。緊張感を和らげるので、スピーチなどの前に刺激するのも良いでしょう。
2008/11/21 | 未分類
関連記事
-
こういった悩みで患者さまが来院されてます。②
最近の傾向として、『寝違い』の方が多くご来院されます。 朝起きたら首が...
-
こういった悩みで患者さまが来院されてます。
最近の傾向として、『抜け毛』の方が多くご来院されます。抜け毛の原因とし...
新着記事
-
こういった悩みで患者さまが来院されてます。②
最近の傾向として、『寝違い』の方が多くご来院されます。 朝起きたら首が...
-
こういった悩みで患者さまが来院されてます。
最近の傾向として、『抜け毛』の方が多くご来院されます。抜け毛の原因とし...
前の記事: しゃっくりが止まらない時は
次の記事: 死にたくなった時のツボ
コメント/トラックバック
トラックバック用URL:
この投稿のコメント・トラックバックRSS