小児鍼について2
子供、とくに幼児以下のお子さんは、鍼治療が良く効きます。
夕べ、私の子供(1歳4か月)がひどい咳をしていました。
しかし定喘(ていぜん)穴」という、首の根本の出っ張っている骨の両側にあるツボに鍼をしたら、ピタリと治まり寝てくれました。
当院では小児神経症(かん虫)で来院されるお子さんが多いです。
小児神経症(かん虫)は、思いを伝えたいのに(言葉が上手く喋れずに)伝えられなくて、イライラから発生するものです。
ですから小児神経症になる子はとても賢い子ともいえます。
高ぶった神経を静めるために、「身柱(しんちゅう)穴」と「命門(めいもん)穴」に鍼をします。
「身柱(しんちゅう)穴」は肩甲骨と肩甲骨の間に、「命門(めいもん)穴」は腰のくびれに、それぞれ背骨の上にあります。
ご家庭では、これらを柔らかめの歯ブラシで軽くこすってあげてもいいでしょう。
小児神経症(かん虫)は、両親、もしくは片方の親が子供の語りかけに根気よく耳を傾けてやることでも改善されていきます。
伝えたくても伝えられないお子さんの言葉を、根気よく理解するように努めましょう。
2008/11/29 | 未分類
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