心臓疾患のある方への鍼灸(鍼灸師向け)
今回は少し難しい話です。鍼灸師もしくは鍼灸師を目指している方であれば理解は難しくないでしょうが、一般の方にはやや難解です。
一般の方は興味があれば読んでみる程度で良いでしょう。
心臓疾患のある方は鍼や灸の刺激が強すぎて、後日(疲れて)動けなくなった、あるいは治療中に気分が悪くなったといった事が少なくありません。
特に初めて鍼灸治療を受ける方は、緊張もあり、刺激を過剰に感じてしまいます。
細い鍼を使う・浅く刺す・置鍼の時間を短くする・灸を細くするなど色々と工夫がありますが、本治の鍼をする時に、以下の経穴を加えると良いと思います。
心臓疾患に効果のある肺経から:太淵・神門
動悸に効果のある:?中
体調を整える腎経:太谿
体調を整える膀胱経:腎兪・志室
これらを0番の様な極細い鍼で3分ほど置鍼します。
特に心臓が弱そうな方は神門と腎兪だけでもかまいません。
まずはこれらの経穴を治療してから、腰痛や肩こりといった治療を行えば良いと思います。
2009/02/13 | 未分類
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