全身治療の必要性
頭が痛ければ頭を、腰が痛ければ腰を治療すれば良い。
それは半分正解で、半分間違いといえます。
局所治療のみを行う場合は、激痛で体位を変える事が出来ない・治療する時間が少ない(忙しい患者さん)・治療費をかけれない(なるべく安く治療してほしい患者さん)といったところでしょうか。
当院ではそれ以外の場合は、なるべく全身治療を行うようにしています。
たとえば頭痛があれば、イライラしたり憂鬱になり、仕事もはかどらなくなり元気が無くなります。
そうすると食欲も落ちるでしょうし、睡眠に支障が出来るかもしれません。
つまり局所の病が全身の調子を狂わせているのです。
東洋医学では、気・血・水の動きが滞れば病になるという考え方があります。
症状が出てきているのが頭であっても、滞りがあるのは別の場所かもしれませんし、複数あるのかもしれません。
これは川の流れで考えるとわかりやすいと思います。雨が少なくなると上流の水が減り、下流では枯渇してしまいます。下流の水が枯渇したのは、下流に原因があるのではありません。
2009/02/27 | 未分類
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