鍼の効果と灸の効果
最近の研究では、鍼と灸の効果の違いが、自律神経〈交感神経・副交感神経)に対する効果の違いである事がわかってきました。
筑波技術短大の西条教授の研究では、
鍼は交感神経の過緊張状態を抑制する効果があり、痛み・コリ・めまい・吐き気・手足の冷え・手足の発汗などの治療に良く効き、
灸は副交感神経の過緊張状態を抑制する効果があり、喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎・花粉症・じんましん・過敏性大腸炎などに効果があると言われています。
鍼灸医学は経験医学(科学的な理由はわからないが、多くの人がAの病気に対しBのツボを治療したら治癒した。多くのCの体質の人はDのツボを使用すれば体調が良くなる。など)であり、まだまだ未科学(効果ははっきりとしているが、現代科学的な理由では現段階では解明されていない)の分野ですので、これからも多くの発見があると思います。
2009/03/25 | 未分類
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