髪は血の余ったもの?
東洋医学では、髪の事を血余(けつよ)と言います。
血行が悪いと、良い髪にならないという意味と、
血液の中に髪を作る成分があるという意味があります。
また、髪は「腎の華」とも言われます。
腎とは腎臓(本来は臓器ではなく働きそのものを指します)
華とは健康状態が現れる場所の事を言います。
つまり腎(腎臓)の調子が悪いと、髪の毛に現れるという事です。
腎臓は血液の濾過を行っている臓器なので、
髪・血液・腎臓が結びつきます。
いまさらながら、本当に昔の人の観察眼には驚かされます。
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