癌性疼痛
末期癌の痛みの治療を完全に行う事は、極めて難しいといえます。
それは癌の痛みの原因が、癌組織による神経の圧迫や循環不全などのメカニズムで起こっている場合が少なく、悪液質(癌組織から出た毒性物質トキソホルモンによるもの)、栄養失調、長時間の同じ姿勢による苦痛、精神的なうつ状態などの因子が複合したもので、単一の神経ブロックで解決する様な単純なものではないからです。
癌性疼痛に対する鍼治療の効果にも限界があり、無効に近い事もあります。
時に非常に効果を出し、患者さんに喜ばれる事もありますが、その効果は長続きはしません。
結論としては、部分的に強い痛みに対しては神経ブロックを行い、全身の倦怠感や筋肉が硬くなった事による痛みに対しては鍼治療を行うのが良いと考えます。
ただ、特に衰弱が激しい患者さんには、神経ブロックよりも身体に負担の少ない鍼治療の方が良いでしょう。
[ http://dogo-hari-kyu.com/ 道後はり灸接骨院]
2009/08/12 | 未分類
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