老化と不眠
年齢を重ねると睡眠時間が短くなるのは何故でしょうか?
東洋医学では、お年寄りの方はほとんどが腎虚症(じんきょしょう)という体の状態になっています。
腎虚症というのは、(細かくは違いますが)おおむね腎臓の機能が低下している状態と考えて下さい。西洋医学での検査では異常が無い(見つけられない)場合がありますが、脈状として現れます。
腎虚症になると水が減少します。ここで言う水は厳密に言うと東洋医学では津液(しんえき)と呼ばれるものです。
津は体表を潤す陽性の水分で、体温調節に関与します。汗や尿となって体外へ排泄されます。
液は陰性の水分で、体内をゆっくりと流れ、骨や髄を潤します。また体表部では目、鼻、口などの筒状になっている場所の粘膜や皮膚に潤いを与えます。
この津液が減少すると、熱の処理が上手く行われず、目の潤いが少なくなって目が乾き、不眠におちいります。
またこの熱が胃へと上昇すると、胃熱という状態になり、食欲が旺盛になってしまいます。
お年寄りになってから太った人も、やはり腎虚という事です。
老化防止には、週に一度の鍼灸治療がおすすめです。
[ http://dogo-hari-kyu.com/ 道後はり灸接骨院]
2009/11/09 | 未分類
関連記事
-
こういった悩みで患者さまが来院されてます。②
最近の傾向として、『寝違い』の方が多くご来院されます。 朝起きたら首が...
-
こういった悩みで患者さまが来院されてます。
最近の傾向として、『抜け毛』の方が多くご来院されます。抜け毛の原因とし...
新着記事
-
こういった悩みで患者さまが来院されてます。②
最近の傾向として、『寝違い』の方が多くご来院されます。 朝起きたら首が...
-
こういった悩みで患者さまが来院されてます。
最近の傾向として、『抜け毛』の方が多くご来院されます。抜け毛の原因とし...
コメント/トラックバック
トラックバック用URL:
この投稿のコメント・トラックバックRSS