鍼灸師の修行3
前回の続きです。
では修行の期間ですが、いったいどのくらい行えば良いのでしょうか。
これは修行先の先生との関係や方針、また自身のセンスや目標等によります。
修行先の先生との関係が良好で、事細かく指導してくれる場合もあれば、「技術は見て盗むもの」という考えの先生もいます。
弟子が多い場合も、お互いが切磋琢磨するような関係が築ければ良いですが、牽制しあう場合もあります。
また、いくら事細かく指導してくれても、鍼を刺す強さやスピード、また鍼先を感じ取る事が出来る指先の感覚などは、中々指導では理解できませんし、患者さんの状態によってそれらは変化するものですから、講義だけでは自分のものにできるものではありません。
一番良いのは様々な傷病の患者さんが通う治療院で、先生が丁寧に指導してくれ、弟子同士がお互いで練習しながら、簡単な治療は指導の元に治療をまかせてくれる所です。
こういう所ならばセンスにもよりますが、2~3年で一通りの治療が出来るようになります。
しかしよほど心の大きい先生でなければ、難しいと思います。
通常は1年間は雑用、2年間は助手、そして2年間をかけて徐々に簡単な傷病から難しい傷病を診ていきます。
それに加えて学生時代に3年間勉強に行きますから、8年といったところでしょうか。
ここまでやれば一人前と言っていいと思います。
中にはさらに勉強したいと10年以上修行する方もいます。
[ http://dogo-hari-kyu.com/ 道後はり灸接骨院]
2009/12/11 | 未分類
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