交通事故のムチ打ち症と硬結について
この硬結の正体は硬い線維で、ハイパーモビリゼーション(正常の可動域をこえて首などが動く事)が発生した場合、次回の衝撃時にはハイパーモビリゼーションが起こらないようにする為に、身体が関節部分に作り出す止め金の様なものです。
この硬結はレントゲン等には映らなく、注意深く触診する事で発見できます。
そして硬結が神経や血管を圧迫し、吐き気・頭痛・めまい・耳鳴などを引き起こすのです。当然関節の動きも悪くなります。
やっかいな事に、こういった硬結が発生し、悪影響を及ぼすまでには時間がかかり、また個人差(一般に事故の衝撃が強い時や、被害者の年齢が若い時には早く症状が出る)がありますので、事故との因果関係が疑われ、損保会社とのトラブルを引き起こす原因となります。
被害者の方はレントゲンなど画像診断だけではなく、神経学的な検査を行う病院や、触診を得意としている治療院にも同時にかかり、早期の治療を開始するのが良いと思います。
また、この硬結は身体が自己防衛の為に作りだすものなので、一度無くなっても、再び発生する事が少なくないので、注意が必要(安易に完治としない)です。
[ http://dogo-hari-kyu.com/ 道後はり灸接骨院]
2010/06/04 | 未分類
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