瞑眩（めんけん）反応と対処法（鍼灸学生用）
瞑眩（めんけん）反応は、本来は病が治癒する過程で、一時的に気分が悪くなったり疲れたりする現象の事を言います。鍼や灸に対する感受性が強い方に時々起ります。
基本的に瞑眩反応が起るのは良い事です。慢性化した病や、ひどい症状が劇的に改善される事が多いです。
私自身も治療をしていて月に数人は瞑眩反応が起ります。ヘルニアが一回の治療で治ったり、数年来の頭の痺れが取れたりと、奇跡的な（本当は東洋医学では当たり前の事ですが）治療効果が出ます。
こういったすばらしい効果が出る瞑眩ですが、意図的に発生させるのは中々難しいです。ただ、「おそらく瞑眩反応が起るだろう」といった体質の方を見分ける事は誰にもできます。
そういった瞑眩反応が出やすい体質の方には、あらかじめ「治療の中で劇的な効果が生まれるさい、気分が悪くなる事があるので、気分が悪いなと感じたらすぐに言ってください」と言っておきます。
瞑眩反応の予測については次回に記載します。
[ http://dogo-hari-kyu.com/ 道後はり灸接骨院]
2010/07/14 | 未分類
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