治療家のプライド
ひとつは自分の治療に限界を感じた時、またはもっと別の良い方法を知った時、いったん自分の治療を打ち切り、自分の専門や技術力の枠外ならば、より良いところを勧める事ができる度量だと思います。
西洋医学の東洋医学嫌い、東洋医学の西洋医学嫌い、これは誰しもあり、治療の方針を決定するものでもあるのですが、打つ手が無ければずるずると引き延ばすより、きちんと治療法やリスクを研究した上で、患者さんに紹介してあげる事も必要かと思います。
効果が上がっていないのに副作用の強い薬を出し続ける、逆にインフルエンザなど、緊急な処置が必要であるのに東洋医学の治療を行う(抵抗力向上などの予防は除く)事は、治療家の知識の不足だけではなく、歪んだプライドが行わせている場合も少なくありません。
治療家の一言は、時に患者さんの人生を狂わせる事があります。また歪んだプライドを捨て去る事が、治療家自身を守る事にもつながると思います。
[ http://dogo-hari-kyu.com/ 道後はり灸接骨院]
2010/07/29 | 未分類
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