寝違えの治し方と予防
朝目覚めたら首が痛い。
痛くて動かせない。
寝違えは日中もつらいし寝つきも悪くなってしまいますよね。
動かすと痛みがあるので首の動きが制限されて肩こりにもなりやすいです。
またその日の夜から寝つきが悪くなりますので、睡眠不足になってしまいます。
睡眠不足になるので仕事の能率は悪くなるし、肌にも良くありません。
なぜ寝違えになってしまうのでしょうか?
寝ている時の姿勢がたまたま悪かったという理由もありますが、
首の筋肉が硬くなっているというのが根本的な原因です。
ですから筋肉の柔らかい子供は、とんでもないねぞうをしていても寝違いにはなりにくいんです。
では首の筋肉が硬くなる原因は何でしょうか?
ストレスや長時間の同じ姿勢など原因は様々ありますが、意外と多いのがスマホによる指の使いすぎです。
スマホではクリック、フリック、スワイプと指を多用します。
動かす方向も様々です。
しかし指の関節は本来動かせる範囲が狭く、指で動かしているようでも実は他の関節を使用している事もあります。
特に上にフリックする場合やスワイプなどは手首を使います。
筋肉は疲労をしてくると働きが悪くなり、別の筋肉を使用しはじめます。
例えば指だけでフリックしていたのが手首を使ったり、上フリックやスワイプで肘や肩まで使ってしまいます。特に大きな画面のスマホやiPadではそれが顕著になります。
肩の筋肉には首に付いているものもあり、肩を動かす事で首側の筋肉が引っ張られます。
しかもスマホを使用している時は画面に集中しているので首はほとんど動かしません。
そうすると動きのない首付近の筋肉は血行が悪くなり、かつ引っ張られる事で疲労が蓄積しやすく、結果的に首こりが加速されてしまいます。
そうなると首がこりやすい人はご存知だと思いますが、ガチガチに硬くなってしまいます。
その状態で眠るとどうなるかというと、寝返りがうまく行われなくなるんです。
寝返りも運動の一種です。当然筋肉を使います。
しかし疲労が蓄積した首の筋肉は動きが悪くなっているので寝返りしたくても首だけついていけません。
またガチガチに硬くなっていますので、首から下の寝返りによって引っ張られると痛めてしまうんです。
つきたてや焼きたてのお餅は引っ張ると伸びますが、時間がたったお餅は切れやすいのと同じです。硬くなった筋肉は思っているよりも簡単に傷つきます。
ではどうすれば寝違えを治し、かつ予防すれば良いのでしょうか?
寝違えのツボとしては落枕(らくちん)というツボがあります。
このツボが発見されたのはかなり大昔で、筆を使用する機会が多かった時代です。
筆を使用するには指で固定しなければいけませんし、それは鉛筆やペンでも同じです。
ですから疲れの起点となる指の間にあるツボが使用されたのでしょう。
もちろんスマホでもこの部分の筋肉は使用しますし、生活の中でも使用しますので有効です。
落沈(らくちん)は指で痛気持ち良い強さで5秒押して1秒離すを3セット行います。
このツボに加えて全ての指の間、手首、肘、肩の筋肉もほぐしたりストレッチしましょう。予防には首も加えます。
ほぐす場合はあまり力をかけずに痛気持ち良い程度で。一度に長時間行うのではなくこまめに行う方が良いです。特に首は筋肉が薄く痛めやすいのでやさしく行なってください。
柔らかい首で寝違えの無い質の良い睡眠を手にいれましょう。
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2019/11/01 | 未分類
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