肩こりに効くツボ part3
台風の影響で、体調を崩している方が多いですね。
皆様、どうぞご自愛下さいね。
それでは肩こり第三弾です。
これまでの記事を見てる人も見ていない人も、恒例の骨の図から始めますね。
今回も肩甲骨が深く関わりますよ。
『ここって肩なの?もう背中では?』と、思われる方もいるかもしれませんが、
肩こりにとても深く関わるツボがあります。
そして案外肩こり持ちの大半の方が、なぜか同時に痛くなって悩まされる所ですね。
実は、『けんびき』ともいわれるこの場所の筋肉『菱形筋(りょうけいきん)』も、首から繋がってきているのです。
なので、首肩のこりと連動して痛みが出やすいのです。
菱形筋には『小菱形筋(しょうりょうけいきん)』と『大菱形筋(だいりょうけいきん)』という二つの筋肉があります。
そして菱形筋にまつわる、『大杼(だいじょ)』と『肺兪(はいゆ)』というツボを合わせてご紹介いたします。
まずは『小菱形筋(しょうりょうけいきん)』と『大杼(だいじょ)』です。
『大杼(だいじょ)』とは、別名を『百労(ひゃくろう)』とも言われます。
そして頭から肩にかけての神経などの、上半身の疲労やストレスにもよく効きます。
手元のスマホをずっと俯きで見てたりすると、この場所に負担がかかりますので、この習慣を繰り返すことで痛みが強く出やすくなります。
そして次に『大菱形筋(だいりょうけいきん)』と『肺兪(はいゆ)』です。
『肺兪(はいゆ)』は、見た目やさわった時に症状の有無がわかりやすいツボです。
肺兪が、つっぱっていたりゴリゴリに硬くなっているということだけが、悪いかどうかの判断材料ではありません。
弛緩したり弾力性のないぶよぶよしたりへこへこしたりしていても、症状の悪さを表しています。
それは、東洋医学において『実(じつ)』や『虚(きょ)』といわれる考えにもとづくのですが、この実や虚の考えはとても深いものなのでここではあえて詳しく話しません。
興味をもっていただけた方は、あらためて実や虚について調べてみるのも面白いと思いますよ!
肺兪付近に症状がでている状態を続けていると、肩こりや痛みだけでなく、鼻・のど・気管・肺などの呼吸器系にも疾患があらわれてきたりするので要注意です。
今回は『大杼(だいじょ)』と『肺兪(はいゆ)』のツボをご紹介いたしました。
ツボへのアプローチのかけ方には、コツがあります。
ツボを触る時は力いっぱい押してはいけません。
狙った効果を得られない事があるからです。
ツボを刺激する時は、指でツボに緩やかに圧をかけていきます。
そして気持ちの良い所で圧をかけるのを止め、そのまま三秒を数えてから、またゆっくりと指の力を抜いていってください。
慣れてきたら、上記のサイクルに呼吸を合わせていくと更に効果的です。
鼻から息を吸います→圧をかけていく過程でゆっくりと口から息を吐きます(吸うときよりも吐く時が長くなるように意識してみて下さい)→指の力を抜きながら息を吸っていきます。
それでもよくならない場合は、一度当院に御相談下さいませ。
肩こりに関わるツボはまだまだあります。
『私の肩こり、もっと別のとこに出るよ』という方は、どうぞ次回をお楽しみに。
スタッフより
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2016/09/29 | 未分類
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