肩こりに効くツボ part2
お久しぶりです。
肩こり第二弾、いってみましょう。
前回をみてなくても、大丈夫です!
恒例の骨の図から始めましょう。
今回は肩甲骨が深く関わりますよ。
頑張ったら指がまだ届く範囲。
でも力いっぱいは抑えにくい…もどかしい。
そんなコリの場所ですよね。
関係が深いのは、『肩甲挙筋(けんこうきょきん)』という筋肉です。
私自身が、ひそかに頑張り屋さんだなと注目しているこの筋肉。
首の骨(肩の筋肉なのに首についてます)と、
肩甲骨の一部分の、肩甲骨上角と呼ばれるところにくっついています。
役割としては、肩甲骨を持ち上げてみたり、下がりすぎたりしないように調節したりして、腕を動かす時にも力をかしてみたりとけっこう大忙しです。
鞄を肩にかけているとき、荷物を落とさないようにするために、肩を持ちあげるように力が入っていると思います。
片方にばかりかけていると、肩甲挙筋などの筋肉がこりやすくなり、左右差がうまれて体も歪みやすくなるので、力が均等になるリュックがオススメです。
ただし、首をすくめて頑張ってリュックを背負ってしまっては、逆に負担が増しますので、力をいれすぎる癖が自分に無いかチェックしておきましょう。
肩甲挙筋が引き起こすコリや痛みを鎮めようと思ったら、『肩外兪(けんがいゆ)』というツボにアプローチをかけます。
ツボの取り方です。
肩に手をやって、肩甲骨上角を探しましょう。
上角が見つかったら、その少し内側辺りを探ってみましょう。
こりこりしていたり、ずーんと重かったりするところが、肩外兪(けんがいゆ)というツボです。
(詳しくは図を参考にしてください)
自分で押さえるのが難しい……なんて方は、この場所を温めてみましょう!
温かいシャワーを集中的にあててみると血流が良くなって、コリが引き起こす緊張がとれ、ホッとリラックスできますよ。
今回は『肩外兪』のツボをご紹介いたしました。
ツボのアプローチのかけ方には、コツがあります。
ツボを触る時は力いっぱい押してはいけません。
狙った効果を得られない事があるからです。
ツボを刺激する時は、指でツボに緩やかに圧をかけていきます。
そして気持ちの良い所で圧をかけるのを止め、そのまま三秒を数えてから、またゆっくりと指の力を抜いていってください。
慣れてきたら、上記のサイクルに呼吸を合わせていくと更に効果的です。
鼻から息を吸います→圧をかけていく過程でゆっくりと口から息を吐きます(吸うときよりも吐く時が長くなるように意識してみて下さい)→指の力を抜きながら息を吸っていきます。
それでもよくならない場合は、一度当院に御相談下さいませ。
肩こりに関わるツボはまだまだあります。
『私の肩こり、もっと別のとこに出るよ』という方は、どうぞ次回をお楽しみに。
スタッフより
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2016/08/16 | 未分類
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