腰痛 東洋医学ver.2
どうもこんにちは。
東洋医学からみた腰痛の種類って案外簡単に分けれたりします…と言って、③を放置してしまいしたので改めてお話しにきました。
つまり続き物です。
①血の巡りが悪くなったことによる腰の痛み
②寒さや湿気によっておこる腰の痛み
③お年を召されたことによる老化の腰の痛み
そこに東洋医学的なお名前をつけると、
①血瘀(けつお)・②寒湿(かんしつ)・③腎虚(じんきょ)
①②については以前のブログを御参考下さい。
それではいよいよ③の腎虚へいってみましょうか!
『疲れが溜まりすぎて体の流れが上手く働いていません』とか『老化によって昔のような回復力が衰えています』というのが腎虚の人の特徴です。
これらの原因により、腰の筋肉が弱まってしまい、日常生活の負荷に耐えられずに痛みに繋がります。
腎虚という考えをもっと深くみていくと…
東洋医学には、人の営みを維持していく為に『先天の精』『後天の精』というエネルギーが必要だという考えがあります。
お母さんやお父さんから受け継ぎ、私たちの身体を成長させていく『先天の精』。
その手助けをするのが『後天の精』で、産まれた後に食べ物などから得られるエネルギーのことです。
その二つのエネルギーの貯蔵場所は『腎』です。
なので『先天の精』と『後天の精』は、ひとくくりに『腎精』と呼ばれています。
体の成長の過程や子孫を残していく事でエネルギーを使ったり、日常生活で無理をし過ぎて身体が弱ってくると起こる症状は、『腎精が少なくなったことによりおこった症状(腎虚)』と考えるのが東洋医学です。
ちょっとむりやりですが、身近に置き換えてイメージしてみると。
『先天の精』が深く関係するのは、子宮や精嚢、卵巣といったところでしょうか。
第二次成長期を誘発したり、次の命を作り出す生命力のようなものです。
『後天の精』は、食べたものを胃で溶かして分解、腸で吸収し、肝臓に蓄積されるたんぱく質やビタミンなどの栄養素が近いかと思います。
イメージしやすくなったでしょうか。
東洋医学的な考えと西洋医学的な考えは、遠いようで近かったりもするので、「こんな考えかたもあるんだなー」くらいで見てみてください。
なにはともあれ。
様々な経験を重ね乗り越えてきたことで弱まった先天の精や、生活習慣の乱れや不和で上手く働かなくなった後天の精によっても、腰は痛むことがあるのです。
いわゆる『お身体がもろくなって腰が痛む』のが、③なのではないかと私は考えます。
そういった方は、根本的な体質改善も必要となります。
眠れてなかったり、食べれてなかったり、疲れが溜まりすぎていたりするからです。
全身の調節をし、筋肉を細胞レベルから強くしていくことが、慢性的な腰の痛みからの脱却に繋がります。
鍼やお灸の得意分野です。
お困りの際はどうぞ御相談下さいね!
スタッフより
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2016/05/10 | 未分類
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